fxにはスキャルピング、デイトレード、スイングトレード、スワップトレードなど、いくつか取引方法がありますよね。
デイトレードはポジションを持ち越すことなく、その日のうちに決済してしまうので、寝ている時に相場が大きく動いてマイナスポジションを持ったり、ロスカットされてしまう心配がありません。
スイングトレードやスワップ取引では、長期でポジションを保有するので、ポジションが多少マイナスになってもそれほど気にならないでしょう。
一方、短期売買のスキャルピングはポジションを持って1~2時間で決済する取引です。
そのため、利食いや損切りのタイミングの設定がかなり重要になってきます。
ということで、スキャルピングの損切り幅や利食いの目安について考えてみましょう。
スキャルピングの利食いの目安は?
スキャルピングの場合、長い時間ポジションを保有する事は滅多にありません。
利益が出たら1時間以内に決済する事もあります。
ですから、デイトレードと比べると利食いも早くなり、利益幅は10~20pips程が目安ではないでしょうか。
もちろん、トレーダーによって利益の目安に違いはありますが、やはり10~20pipsに設定しているトレーダーが多いようです。
デイトレードのように1回や2回取引したら終了するトレーダーは少なく、スキャルピングは一日に何回も取引するのが一般的です。
スキャルピングの損切り幅の設定は?
もちろん、取引チャンスがあれば取引をするのが前提ですが、スキャルピングでは、10~20pipsをコツコツ積み上げていきます。
ですから、損切りラインを徹底する必要もあります。
万が一、決済するタイミングを逃してしまうと大きな損失になってしまうからです。
大きな損失が出てから決済すると今までにコツコツ重ねてきた利益が飛んでしまいます。
ですから、1回の取引で利益を失わないように損切り幅を決めておく必要があります。
デイトレードの場合、あくまでも目安ですが、狙える利益が30~50pipsだとしたら損切り幅はその半分です。
このように設定しているとfxで資産を増やしていけます。
スキャルピングも同じように考えるべきで、10~20pipsの利益なら損切り幅はその半分、また、半分以下に設定するようにします。
損切りラインの設定は、経済発表や取引時間も考慮する
また、スキャルピングをするなら経済発表前や要人発言がある前は決済しておくのがお勧めです。
このような時は発表次第で大きく動きますし、すぐに損切りラインに到達してしまう可能性もあります。
取引に向いている時間帯はトレーダーによっても違いはありますが、
- 比較的値動きが小さい東京時間で逆張り狙いでコツコツ利食いする方法、
- ロンドンやニューヨーク時間がオープンする時間帯を狙って順張りで取引する方法
などがあります。
スキャルピングは時間帯を決めて取引するのも成功する秘訣でもあります。