このページでは、米ドル紙幣・硬貨の種類や人物をまとめています。
米ドルとは、アメリカ合衆国の公式通貨であり連邦準備制度が発行しています。
世界最大の経済大国であるアメリカが発行している通貨ということもあって、アメリカ合衆国内以外のいくつかの国や地域においても公式通貨と採用されています。
また、信頼度の高さから国際決済通貨や基軸通貨として、世界でもっとも多く利用されています。
米ドルの種類
米ドルの単位は、ドルと補助通貨のセントです。
2018年の時点では、流通硬貨として、
- 1セント
- 5セント
- 10セント
- 25セント
- 50セント
- 100セント(=1ドル)
の6種類が発行されています。
流通紙幣では、
- 1ドル
- 2ドル
- 5ドル
- 10ドル
- 20ドル
- 50ドル
- 100ドル
の7種類が発行されています。
米ドル紙幣・硬貨の人物
現在流通している紙幣や硬貨には人物が印刷されています。
紙幣では
- 100ドル札が独立宣言起草者の一人であるベンジャミン・フランクリン、
- 50ドル札は南北戦争時の北軍将軍でのちにアメリカ大統領になったユリシーズ・グラント、
- 20ドル札は貴族出身ではない最初の大統領であるアンドリュー・ジャクソン、
- 10ドル札は合衆国憲法の起草者の一人であるアレクサンダー・ハミルトン、
- 5ドル札は南北戦争時の大統領のエイブラハム・リンカーン、
- 2ドル札は大統領で独立宣言起草者の一人であるトーマス・ジェファーソン
- 1ドル札は初代アメリカ大統領のジョージ・ワシントン
となっています。
なお、紙幣の流通のうち100ドル札、50ドル札、2ドル札の流通量は少なく、普段のお金としてはあまり使われていません。
一方で硬貨では、
- 100セント(=1ドル)は西部探索で大きな功績があったとされるネイティブアメリカンのサカガウィア
- 50セントはキューバ危機の時の大統領のジョン・F・ケネディ
- 25セントはジョージ・ワシントン
- 10セントは第二次世界大戦時の大統領であるフランクリン・ルーズベルト
- 5セントでは一人のトーマス・ジェファーソン
- 1セントはエイブラハム・リンカーン
となっています。
こちらも100セントと50セントは流通量が少ないため普段のお金としてはあまり使われていません。
硬貨の通称、ペニーとは?
また硬貨にはそれぞれ通称があり、
- 1セントはペニー(Penny)
- 5セントはニッケル(Nickel)
- 10セントはダイム(Dime)
- 25セントはクオーター(Quater)
- 50セントはハーフダラー(Half Dollar)
- 100セントはシルバーダラー
と呼ばれています。