fxは、別名外国為替の投資といわれるものですが、一般的には日本円とアメリカドルとの間で投資を行う人が多いです。
かつては、外国の為替取引きをすることはできませんでしたが、1990年代からできるようになり、一般の人でも気軽に参加できる投資のひとつになっています。
気軽に参加できる理由は、掛け金が少なくて済むからでしょう。
fxは10万円以内のお金で投資することができる点に参加しやすさがあります。
ただ、素人が行うと大損してしまう可能性がありますので注意をしなければならないところです。
大損した人と大儲けした人…
2010年より前には、レバレッジの制限がなかったため、大儲けした人もいました。
例えば、普通の主婦が「たった1年で1億円もうけた」といった話が出回り、それに便乗して始める人も少なくありませんでした。
(なにを隠そう、私もその一人です・・・。)
ただ、現在ではレバレッジは以前のように100倍ぐらいまで設定することができるわけではなく、最大25倍までに制限されています。
なぜ制限されているかといえば、大損をする人が増えたからです。
だれもが1年間で1億円稼いだ主婦のようになれるわけではなく、実体は破産する人などが少なくありませんでした。
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円安で大損した件
日本円とアメリカドルのfxでは、円安の時にドル買いするとお金をもうけることができますが、逆にドルを売ってしまうと損してしまう可能性が高くなります。
もちろん、相場は、ひたすら右下がり、ひたすら右上がり、になることはめったになく、上下動しながら少しずつ変動していきます。
例えば円安の時期があれば、全体的な流れとしては右肩上がりになっていきますが、その中でも短期間として見れば右肩下がりになる部分もあります。
私が素人の頃に失敗したのは、スキャルピングやデイトレードをやったからです。
これは、今でも、スタートをしてから1年以内の初心者さんで失敗が多いパターンの1つです。
しかも、この時に最大25倍かそれに近いぐらいのレバレッジをかけてしまいます。
そのような条件で投資を始めた場合、円安だからと言ってドルを買ってしまった場合でも、逆に下がってしまうことも考えられます。
数十万円を数日で失ったのは、今では笑い話に出来ますが、当時はかなり落ち込んだものです。
長期に見れば上昇する可能性が高いですが、1日単位や1週間単位で見れば極端に下がることも考えられるわけです。
素人が失敗しないためには、円安の時であっても、ある程度レバレッジを減らしておくことが大事になるでしょう。
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