fxには様々な取引手法がありますが、その中でも効率よく収益を上げることができるトレード手法としてスキャルピングが注目されています。
スキャルピングにも多種多様なトレード法がありますが、これは基本的に数秒から数分間のみで一連の取引を終わらせるトレードです。
この極めて短時間のトレードで細かな収益を上げ、再び新たなポジションを建てられるタイミングを図ります。
このトレードの積み重ねが大きな収益となるのです。
そのためには、どんなテクニカル指標を使えば良いのでしょうか?
テクニカル指標を組合せよう
一般的なfxトレードでは日足や1時間足などの時間足を基にして戦力を立てていきます。
しかし、fxのスキャルピングでは1分足や5分足のチャートを使い、エントリーできるポイントを見極めることが肝心です。
この短期チャートに、いくつかのテクニカル指標を組み合わせることで、ポジションを建てるエントリーポイントを見つけることが重要です。
これら複数の指標の組み合わせとしては、外為市場の流れを見極めるトレンド系の指標が基本になります。
そして、相場の細かな波を把握する指標を併用することもポイントです。
短期的なトレードでは複数の指標を用いた分析で大きなトレンドの中の小さな価格変動の波を見つけることが求められます。
そのために、性質の異なる二種類の指標を組み合わせることが基本とされているのです。
スキャルピングではトレンドに沿った方向にポジションを建てることが鉄則ですよ。
おすすめのテクニカルの組合せは?
おすすめのテクニカル分析ツールとしては、まず、
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
があります。
これらは現行の市場の流れを把握する事が可能になるツールです。
また、これらの指標をチャートに表示することで、大きなトレンドだけではなく一定の価格帯で推移するレンジ相場を判断することも可能になります。
そして、トレンドやレンジの中の小さな価格変動を把握する上では
- ストキャスティクス
- モメンタム
などのツールが効果を発揮します。
これらの指標のパラメーターは最適な数値に調整することが理想です。
しかし、異なる数値の同じ指標を組み合わせることでも、より正確に市場の価格変動を捉えることが出来るようになります。
私がよくやるのは、パラメーターの数値が異なるストキャスティクスを併用することです。
これで、理想的なエントリータイミングを取る事が出来るようになります。
これらのテクニカル指標の組み合わせにより、外為市場の価格の推移を高確率で推測することができるようになるので、スキャルピングでの勝率を上げることが可能になります。