fxを使って資産運用をするときには、得られた利益に応じて税金を納める必要があります。
普段は給与にかかる税金を会社にやってもらっているサラリーマンも例外ではありません。
投資が上手くいって利益を得られたとしても、税金で取られる分が多ければ、それだけ手元に残る利益が少なくなってしまいます。
ですから、節税対策をして納める税金を少なくする工夫が必要です。
経費で利益を減らすこと
節税をするならば基本となるのは、
- いかに税引前の利益を減らして節税できるか
ということです。
fxをするときに経費として認められるの
- 取引をするために使用するパソコン・スマートフォン
- それをネットに繋ぐための料金
- 取引手数料
- 銀行の振込手数料
などです。
普段の住まいとは別に取引をするための部屋を借りているのであれば、部屋の賃料も経費として認められます。
ただ、これらの経費は、プライベートで使用している分も含まれているので、全額を認められるわけではありません。
使用していると認められる割合で、経費となります。
どの程度の割合が経費と認められるのかは、税務署に質問するとよいです。
FXについて勉強をするときにはセミナーの参加費や参考書の代金なども経費です。
確定申告が必要
では、利益から経費を差し引いて節税できるとして、次に何をすればよいのかというと、確定申告をして利益がいくらになったのかを明らかにする事が必要です。
確定申告をしなければいけないのは、サラリーマンのように給与所得を得ている人であれば、給与以外の所得の合計が20万円を超えた時に行なうと決められています。
つまりfx等での稼ぎが20万円以下であれば確定申告をする必要はなくなり、20万円を超えれば確定申告をするということになります。
確定申告をしないのであれば無税なのかというと、実際のところは課税されるべきではあるけれども、少額なのでわざわざ徴収しないということのようです。
また、20万円というのは、一般的なサラリーマンの場合で、人によっては申告が必要になりますのでご注意ください。
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確定申告の手続き
20万円を超えたときには税金対策をしなければいけないということで、どうすれば確定申告が出来るのかを見ていきましょう。
用意するべきものは、
- 給与所得がわかる源泉徴収票と
- FXでいくら稼いだのがかわかる1年間の収支報告書
これらをを用意して、確定申告書に記入していきます。
前述の経費で一部だけが経費となるものは、事前に税務署へどのくらいの割合が認められるのかを質問しておきましょう。
税務署のサイトで確定申告書のテンプレートをダウンロードするときには、パソコンで必要な事項を記入して印刷する事ができます。
印刷ができたら添付書類を揃えて、税務署に持っていくか郵送をしましょう。