fxをしている人の中でも、デイトレーダーの人は非常にたくさんいますが、
「いったいどれぐらいの年収になるか」
という謎の部分を考えてみましょう。
ここでいうデイトレーダーとは、トレードを始めてトレードを終えるまでが1日単位の人を意味します。
例えば、日本円とアメリカドルの場合は、日本時間の朝の8時くらいから活発に動き出します。
朝の8時にトレードをした人で、その日のうちにトレードを終えるのがデイトレーダーになります。
必ず1日一回とのトレードでなくてもいいですが、基本的には日をまたがない人のことです。
年収は600万円が目安?
実際の年収がどれぐらいになるかは、すべての人が申告しているわけではありませんので明確なことはわからない部分も多いです。
ただ、全体の中で1割いるかいないか、と言われている専業のトレーダーの比率から考えると、
「年収で600万円くらいではないか?」
という話を聞いたことがあります。
専業で行っている人の中には、600万円以下の人もいますが、少なくとも一人で暮らしている場合であれば300万円の年収が必要になりますよね。
そこから税金などを支払わなければならないため、それ以下になると生活するのが難しくなっていきます。
一方で、家族がいる人の場合には、最低でも600万円ぐらいの年収がなければ専業としてやっていくには危ういです。
専業トレーダーになる目安
では、どのようにしたら600万円の収入を1年間で稼げるかが気になるところです。
基本的には勝率が50パーセント以上を上回っていなければ成立しない話です。
例えば10回トレードしたときに、6回勝たなければ600万円は夢のまた夢になるでしょう。
もちろん理屈からいえば、10回トレードしたうちの1回だけ大きく勝つ人もいますので、そのような例外がないわけではりません。
ですが、5割未満の勝率の人が継続的に専業トレーダーとしてやっていけるかといえば、現実的には厳しいのではないでしょうか。
具体的に600万円を1年間に稼ぐ場合はどうしたらよいかといえば、少なくとも勝率が6割は必要になりそうです。
感覚的に6割勝利するのはそれほど難しくなさそうに感じますが、実際にはかなり困難です。
しかもこのとき元手が1000万円ぐらいは必要になりますので、それだけのお金を持っているならば専業として行ってもよいかもしれません。
1000万円のお金で勝率6割であれば、1年間の収入がおよそ600万円ほどになるのがわかるでしょう。
もし専業のデイトレーラーになりたいならば、1000万円のお金をためることと、勝率6割を目指すことが1つの目安かもしれませんね。