サラリーマンなどの本業とは別に、副業で所得を得た場合には、基本的に確定申告が必要になります。

確定申告では、もちろん、副業ＦＸで得た所得についても申告する必要があります。

 

初めてfxを行う人は、その書き方や、必要書類を押さえておきましょう。

 

利益・損失と確定申告

ＦＸでは、一回の取引で数万円と稼ぐ人もいますが、稼ぐ人がいればその逆の人もおり、損失を出してしまうこともあります。

ある程度の利益を出した人は、もちろん確定申告が必要です。

 

逆に、損失を出してしまった人は確定申告が必要ではないことがあります。

ですが、損失を翌年に繰り越すことができるので、できれば申告した方が良いでしょう。

【参考記事：fx確定申告はいくらから？20万円以下や損失があるときは？】

 

利益が出た場合と、損失が出た場合とでは、必要書類が異なります。

何を提出すればいいのか、押さえておきましょう。

確定申告で必要になる提出書類とは？

まず、確定申告についてですが、1月1日から12月31日までに得た所得を、翌年の2月16にから3月15日までに専用の用紙に書き込み税務署に提出しなければいけません。

サラリーマンなど普通に働いている分には特に関わり合いがないものなので、fxを始めた場合にはこの点に注意しておきましょう。

 

この時、所得を書くことになりますが、所得には様々な分類があります。

副業FXで得た所得は、雑所得に計算されます。

そして、利益が出たのか、損失がでたのかによって提出書類が違ってきます。

〇利益が出たとき

利益が出たときには、

  • 申告書Bと第3表、
  • 先物取引に係る雑所得などの金額の計算明細書

が必要です。

〇損失が出たとき

損失が出たときは利益が出たときの書類にプラスして、

  • 先物取引に係る繰越損失用である所得税の確定申告書付表

も用意しなければなりません。

 

また、これら以外にも申告書に付属させるものとして、

  • 給与所得の源泉徴収票
  • 年間取引報告書

も必要です。

 

これらの書類を書くときは、税理士に相談することが簡単ですが、自分で書くこともできます。

確定申告の期間には市役所などで専用のコーナーがあり、無料相談を受け付けていることもあります。

もし自分で書いたものが不安な場合には、そのようなコーナーで相談してみることも選択肢の一つです。

 

確定申告は、fxなどで所得を得ると毎年行わなければいけない手続きです。

しっかりと書き方を覚えてスムーズに書けるようにしましょう。

 

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